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ハーパー

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 「エリザベス女王杯・G1」(12日、京都)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~C評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【ハーパー A】

 5カ月ぶりの秋華賞(3着)は馬体重14キロ増。それでも太くは感じられず、成長分と考えていい。今回も太め感はなく、数字的には大きく変わらずに出走してくるだろう。

 体高と体長を比べると、明らかに体長が長い印象。芝1600メートルで結果を残しているが、むしろ2000メートル以上が必要と感じる。今回の2200メートルはベストに近い距離だろう。

 前走時にはあばらを見せていなかったが、今回はうっすらと見えるようになった。これはひと叩きされた効果。腹回りには銭形斑点が見えつつあり、毛ヅヤも申し分ない。ベストに近い状態と言えそうだ。

(馬サブロー栗東・竹原伸介)

 〈1週前追い切り診断〉栗東坂路で4F53秒6-38秒6-12秒3(馬なり)。気負うことなく、スイスイと駆け上がってきた。ゴール前も手応え十分に伸び、ひと叩きされた効果は大きそうだ。

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