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武豊がドウデュースの末脚信じてV「この馬ならねじ伏せてくれる」 相棒の引退控えて緊張「大事にいかなきゃ」 イチロー氏とトークショー開催

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 第44回ジャパンカップが24日、東京競馬場で行われ、1番人気のドウデュースを優勝へ導いた武豊騎手(55)=栗東・フリー=が、元メジャーリーガーのイチロー氏(51)ともに全レース終了後にトークショーを行った。

 ドウデュースとのコンビで、天皇賞・秋から連勝。手綱を取った武豊は「乗ってて本当に強い馬だなと。すごい馬に巡り合った」と目を細めた。最後方から一気に差し切って、ジャパンC史上最速の上がり3F32秒7を記録。「前半はゆっくり後ろからと思っていたけれど、全然ペースが上がらなくて。苦しい展開ではあったんですけど、この馬ならねじ伏せてくれるだろうと、これまで乗っていた自分の感覚が生きた」と“相棒”の末脚を信じ抜いての勝利だったことを明かした。

 既に年内での引退が発表されているドウデュースへの思いは強い。「こっちは必死ですよ。今年で引退なので大事にいかなきゃという緊張はあった」と吐露。レース前に「日本の総大将」と評した相棒の強さを、「身体的にフィジカルがめちゃくちゃ強い。スタミナ、スピード、落ち着きもある。自分のやることを完全に理解している。レースを分かっている感じがする」と大絶賛した。これで秋の古馬3冠の偉業へ王手。状態次第にはなるが、有馬記念(12月22日・中山)で最終決戦へ挑む。

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