「チャレンジＣ・Ｇ３」（５日、阪神）

　単勝１・６倍の圧倒的１番人気に支持されたレイパパレ（牝３歳、栗東・高野）が、鮮やかにデビュー５連勝で重賞初制覇を決めた。道中は２番手で馬をなだめながら追走。４角手前で早くも先頭に立つと、直線は鞍上のアクションに応えて力強い末脚を披露。堂々と先頭でゴールに飛び込んだ。勝ち時計は１分５９秒９。２着には追い込んだ２番人気のブラヴァスが入り、３着には好位から伸びた３番人気のヒンドゥタイムズが入った。

　川田は「能力があるのは間違いないですが、レースに行ってのコントロールが難しいですね。もう少し穏やかに走れるように、そういう競馬を覚えていければと思います」と、気性面の成長に期待していた。