【ボート】長田頼宗が浜野谷憲吾との攻防制して平和島デイリー杯を優勝!
「創刊75周年 第62回デイリースポーツサマーカップ・一般戦」(16日、平和島)
デイリー杯をかけた戦いは長田頼宗(37)=東京・93期・A1=が、1周2マーク逆転で浜野谷憲吾(東京)との攻防を制して勝利。昨年10月の桐生以来、通算43回目の優勝を飾った。平和島水面では7回目。近況の不振を返上する会心のレースで美酒に酔った。インで臨んだ山谷央はコンマ07のトップSを決めたが3着に終わった。
熱戦は1マークで決着つかず。2コース差しを決めた長田に、5コースから最内を突いた浜野谷が接近。それでも冷静に2マークで浜野谷を先に行かせ、長田が差しを届かせた。「2マークまでにいろいろ考えたけど、上を行くのはないなって思いました。うまく回れて良かった」と好判断を振り返る。足も良好で「いい仕上がりで行けました。バックでも負ける感じはしなかった」とパワーを発揮した。
ようやく今年初優勝だ。「月末のSG・メモリアルと、10月の平和島周年に向けていいリズムで行きたかった。近況は不調だったけど、これで払拭(ふっしょく)できたと思います」とV字回復を確信。次節SG・メモリアル(23~28日・浜名湖)はデイリー杯獲りの勢いで頂点を目指す。