【ボート】住之江G1 上條暢嵩が地元周年初制覇へ静かに闘志を燃やす

 「太閤賞・G1」(28日、住之江)

 準優勝戦が行われ、29日の優勝戦に進出する6人が決まった。1号艇は2020年10月の平和島周年以来、21回目のG1優勝を狙う瓜生正義(福岡)に決まった。

 上條暢嵩(30)=大阪・110期・A1=が地元執念初制覇へ静かに闘志を燃やしている。

 準優10R、インからきっちりと逃げて優勝戦へと駒を進めた。大阪が誇る将来のエース候補は「勝ちたいのは勝ちたいけど、やることをしっかりやってから」とまずは目の前の調整に全力を注ぐ構えだ。「枠、相手を見ながらターンを求めるのか、足を求めるのか考えたい」と力を込めた。

 通算3回のG1優勝は全て下関。得意の2号艇から、初の栄冠をつかみにいく。

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