【ボート】鳴門PG1 寺田祥が3カドから豪快な一撃で初出場初優出!「チャンスがあれば新人らしく」
「マスターズチャンピオン・プレミアムG1」(20日、鳴門)
寺田祥(45)=山口・81期・A1=が準優11Rを3カドに引き、豪快にまくって勝利。これでマスターズチャンピオン初出場初優出を決めた。「スタートは危なかった。判定中のランプを見て、自分も切っていると思った」と5号艇の服部幸男(静岡)の勇み足もあったが、自身もコンマ04のスタートに肝を冷やした。
「スローもダッシュもSが分かってなかったので、どっちに行っても3コースから。スローから行ってもいいレースはできないと思ったので。はまれば一撃。S失敗してもそっちのほうがいいと思ったので引いた」とレースを振り返った。
仕上がりは「伸びがいい。むちゃくちゃ良くはないが、レースできるくらいはある。出足、ターン回り、乗り心地も悪くはない。優勝戦はもうこのまま」と万全な様子。優勝戦に向けては「チャンスがあれば新人らしく頑張りたい」と気持ちを込めた。