「朝日杯ＦＳ・Ｇ１」（１８日、阪神）

　出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生（美浦）、吉田順一（栗東）両トラックマンが、出走を予定する各馬をＳ～Ｃ評価しました。週末の予想にお役立てください。

　【コーパスクリスティ　Ｂ】首差しは短くて太く、背中は短め。前腕はたくましく尻高体形だが、トモのボリュームは申し分ない。撮影日は１週前追い切りより前だが、前走後に速い攻めをやらずしてこの体を維持できていることは驚きだ。元々の筋肉量が豊富で緩まないということだろう。あばらを見せて全体的な厚みも十分。好状態をがっちりと維持している。芝千四で連勝しているが、短めのつなぎやクッション度、走法からは芝、ダートを問わずに短距離志向か。時計や上がりの速い馬場、そしてマイルへの対応力がポイントだろう。（馬サブロー栗東・吉田順一）

　〈１週前追い切り診断〉栗東坂路で４Ｆ５３秒３－３９秒４－１２秒８（馬なり）。馬任せに終始したが、素軽い脚さばきで上々の気配。反動はなく、好調をキープできている。