ケイバ熱盛ブログ「例のモチノキ」(11月26日)

 バズる。最近よく耳にしますが、ワタクシは恥ずかしくて言えません。若者の言葉をうまく使えない48歳の栗東・井上です。

 先月、デイリースポーツのオピニオンD(webをご覧下さい)で京都競馬場パドックのシンボルだったモチノキについて詳しく書かせていただきました。JRAの京都競馬場馬場造園課の鹿内英登課長の力をお借りし、構想期間は約1カ月。モチノキは近隣小学校より移植されたものだった-。JRA職員も知らない事実に、“バズる”(使い方合ってます?)と思ったのですが、ネット上の反応はいまひとつ。手をかけたからといって、“バズる”ものではない。そんなことを思い知りました。

 京都競馬場の改築工事を行ったあと、モチノキはどうなるのか?「歴史ある木なので、残したいと思っていて、移植も選択肢のひとつですが、樹齢を経ていて衰えがある。移植に耐えられないとなった時に、違う形で残すことも考えています」と鹿内課長の回答でした。あれから、約2カ月-。JRAから連絡を頂きました。「樹木診断の結果、移植が困難とのことで、残念ながら伐採することになりました」。先日、神職の方によっておはらいが行われ、モチノキを伐採。今後は正式ではないが、ベンチなどの家具になる予定らしい。ファンが触れられるかは未定ですが、ぜひ、“目にできる”“触れられる”家具に生まれ変わってほしいものです。

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