J1首位の町田・黒田監督、今季初のカップ戦でジャイアントキリング警戒「すごい大波乱が起こり出てる」 昨季は天皇杯初戦敗退を経験
J1首位の町田・黒田監督が7日、町田市内での非公開練習後に取材に応じ、今季初のカップ戦となるルヴァン杯2回戦のJ2甲府戦(9日、JIT リサイクルインク スタジアム)に向けて意気込みを語った。
トーナメント形式のカップ戦。引き分けなら延長、PK戦まで行い決着をつける。昨年町田は天皇杯初戦の2回戦で筑波大にPK戦で敗れるジャイアントキリングを経験しただけに、一発勝負の怖さは嫌というほど理解している。「(ルヴァン杯)1回戦をやったJ1のチームも、PKや延長になったりすごい大波乱が起こり出てる。当然難しいゲームになることも想定しながら覚悟を決めて戦わないといけない」と気を引き締めた。
クラブにとってJ1初タイトルを目標に掲げる今季。リーグ戦、天皇杯を含めて大事な大会となる。ただ、「まだ序盤なので」と気負わず、平常心を強調。「J2、J3だろうと目の前の一戦というものにしっかりと強みをもって戦うこと。それがJ1にいることの意義だと思うし、そこは選手たちにも自覚させたい」とうなずいた。