Ｃロナ不発“バロンドールの呪い”！？
2014年6月18日
「ブラジルＷ杯・Ｇ組、ドイツ４-０ポルトガル」（１６日、サルバドル）
“世界最高のフットボーラー”が屈辱に顔をゆがめた。ポルトガルの６度目のＷ杯挑戦、Ｃ・ロナウドにとっても３度目の夢舞台は、過去に味わったことのない惨敗で幕を開けた。３点差以上の敗戦も、４失点も初。試合後、ロナウドは鬼の形相を浮かべ、無言のまま、会場を後にした。
これが“呪い”の力なのだろうか。ロナウドは昨季、バロンドール（世界年間最優秀選手賞）を獲得。ただ、Ｗ杯には「前年度の受賞者は、翌年のＷ杯に優勝できない」という“バロンドールの呪い”と呼ばれるジンクスがある。試合直前に左膝を痛め、この日は強行出場。立ち上がりこそ強烈なシュートで力の片りんを見せたが、徐々に押し込まれる展開に存在感が薄れていった。
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