アメリカからプロ野球キャンプのために沖縄訪問 なぜベースボールファンが日本野球に魅了されるのか

 このコラムも間もなく6周年。実を言うと初年度の2018年9月で契約満了と勘違いしていました。当時、最後のつもりで書いたコラムでは米国からやってきた、ある「ツアーグループ」を紹介。今回も同じツアーがテーマです。あの時は彼らの目的を「第二の大谷翔平を探しに来た」と伝えたけど、今回はどうしよう?「ネクスト大谷」ではなく「将来MLBスーパースターになるであろう大投手を見にきた」と書いとこうかなぁ。

 このツアーを企画した旅行会社は1999年創立のJapanBall。毎年9月、アメリカから何十人ものベースボールファンを連れて来日し、NPBの12球場を巡っている。参加者は野球はもちろん、それ以上に文化や国民性に感心して帰国するという。日本人がスタジアムで純粋に野球を楽しんでいる姿は魅力的だと。

 今年は例年と趣向を変えて春季キャンプ中の沖縄でのツアー開催。初の試みとあって参加者は9人と小規模で、うち5人は恒例の9月ツアー経験者でした。今回も筆者はツアーガイドとして参加させてもらい、素晴らしい経験をしてきたので簡単に紹介したいと思います。

 初日(21日)はロッテの練習を見学しました。当日、1軍本隊は北谷で中日との練習試合だったため居残り組だけの練習。おかげで「令和の怪物」こと佐々木朗希をじっくり見ることができた。翌日は名護の日本ハムキャンプへ。お目当ての新庄剛志監督には会えなかったけど、代わりに元助っ人選手のマット・ウィンタース国際スカウトに会うことができた。春季キャンプ仕様の帽子をプレゼントしてくれた上に、質問にも丁寧な回答。記念撮影にも応じてくれて、参加者みんなが大変満足した一日となりました。

 2日目の22日からは祝日を含む3連休。ツアーの日程を作成したバークレー氏は「連覇を狙う阪神タイガースを多く見せたい」と、那覇での巨人戦、浦添でのヤクルト戦、北谷での中日戦を組み込んだ。大の阪神ファンである筆者にとっては最高のスケジュールだったけど、残念なことに3戦とも黒星。ちなみに筆者がJapanBallのツアーガイドになった2017年から、同ツアーでの阪神は7敗1分。同行したお客さんは、一度も試合後の六甲おろし大合唱を経験できていない…。

 中日戦の後は、近くの居酒屋で懇親会。メンバーはみんな大満足だった。ファンの態度、グッズの種類の豊富さ、選手たちの練習への真摯な取り組み方…みんなが日本プロ野球に魅了されたようだった。また来年、是非ともやりたいなぁ。読者の皆さん、今年の9月、または来年2月にこのグループに遭遇したら声をかけてください。アメリカから来る野球ファンは、佐々木朗希選手だけではなく、あなた方のような「プロ野球ファン」にも興味津々なんです。

 ◆トレバー・レイチュラ 1975年6月生まれ。カナダ・マニトバ州出身。関西の大学で英語講師を務める。1998年に初来日、沖縄に11年在住、北海道に1年在住した。兵庫には2011年から在住。阪神ファンが高じて、英語サイト「Hanshin Tigers English News」で阪神情報を配信中。

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