巨人・阿部監督「丸が長期離脱」開幕アウト 「右大腿二頭筋筋損傷」と診断

 「オープン戦、巨人1-2ロッテ」(23日、東京ドーム)

 頂点を目指す道は試練の中での幕開けとなる。オープン戦最終戦を黒星で終えた巨人。ただ、結果よりも痛手なのは主力・丸の故障による離脱が決まったことだ。阿部監督も「丸が長期離脱という形になったので」と厳しい表情を浮かべた。

 前日の走塁中に右足を痛めて途中交代となった丸はこの日、都内の病院で検査を受け「右大腿(だいたい)二頭筋筋損傷」と診断された。オープン戦最終戦の外野は左翼・若林、中堅・ヘルナンデス、右翼・キャベッジでスタート。六回に岡本が左翼守備に就くなど丸を欠く布陣が試された。

 緊急事態の中で光明もあった。オープン戦2試合目のスタメンとなった若林が2安打と躍動。不振が続いたキャベッジは二回に同点の左犠飛を記録すると、六回には自身11打席ぶりの安打となる右翼フェンス直撃の二塁打で結果を示した。

 阿部監督も「チャンスだと思うよ、みんなね」とオコエや秋広ら若手の奮起に期待を懸ける。開幕1軍メンバーについて二岡ヘッドも「まだ何人か分からないところもある」と登録期限の26日までに2軍戦出場の結果も踏まえて決める方針だ。

 オープン戦を「若い人で目立ったのが中山ぐらいしかいなかった。もっと目立ってほしかった」と総括した阿部監督。緊急事態こそ、チームを底上げする好機。悲願の日本一を目指し、苦難の船出を乗り越えていく。

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