オリックス 最後の最後に本拠地初星 OP戦最下位…岸田監督「腹を決めてやっていく」逆襲誓う
「オープン戦、オリックス2-1阪神」(23日、京セラドーム大阪)
“最後の最後”で飾った。岸田オリックスがオープン戦最終戦でついに本拠地初勝利。「オープン戦最後に本拠地で勝てまして良かったです」。岸田監督が試合後、選手とグラウンドに出てファンへスピーチ。つかんだ白星に実感がこもる。
“切り込み隊長”が流れを作った。初回、1番・中川が左中間へ二塁打。さらに中堅・近本の悪送球の間に三塁を陥れると、続く2番・太田の中犠飛で先制のホームを踏んだ。五回1死一塁からはこの日3安打目の左前打。好機を拡大して直後の追加点へつなげた。
無双ぶりがすさまじい。中川は20日・DeNA戦の第2打席から、この日の第3打席まで8打数連続安打&10打席連続出塁で「1番・中堅」での開幕スタメンへ猛アピール。好調の要因は「(例えば)初球から行ったろって思うと体が硬くなって始動が遅れる。(意識は)タイミングを合わすことだけ」。あくまで気負わないことを心がける。
4敗3分けだった本拠地でようやく手にした8試合目での“京セラ初星”だ。特に阪神との3連戦に岸田監督は収穫を見る。「ほんとに中身が濃かったと思いますね。特に打線」。つながり始めた攻撃陣に上昇気配を感じる。
ただでは済ませない。目指すはオープン戦最下位からの逆襲。迫る開幕へ指揮官がチームの士気を高める。「腹を決めてやっていく」。最後はファンに良い報告を届けたい。
野球スコア速報
関連ニュース
編集者のオススメ記事
野球最新ニュース
もっとみる巨人・ドラ2浦田 大逆転で1軍切符 イースタン視察の阿部監督明言「必要なピースになると思う」
オリックス・ドラ1麦谷“古巣”楽天戦に特別な思い 開幕へ本気モード「アグレッシブにいきたい」
高卒2年目、ロッテ・寺地 初の開幕1軍確実「一試合一試合、一打席一打席、無駄にすることがないように」
DeNA・ドラ2篠木 新人唯一の開幕1軍「1球の重みを、しっかり背負って」
日本ハム・新庄監督の西武・今井攻略プラン 五十幡の足が突破口になる!
西武・武内 故障後初の実戦形式 打者8人に無安打2四球3K 左肘痛順調に回復
健大高崎・石垣 藤浪超え春最速155キロ「まだまだ出る」平均球速驚異の153・1キロ 花巻東破って4強入り
横浜・奥村頼 3者連続3球三振 勝ち越し呼んだ六回「イマキュレートイニング」達成 28日準決勝、健大高崎た激突