スピードスケート日本代表が世界距離別選手権から帰国 女子団体追い抜き2位の佐藤「3人の力を100%発揮できなかった」
スピードスケートの世界距離別選手権に出場した日本代表が18日、ノルウェーから帰国。女子団体追い抜きで2位となった佐藤綾乃(ANA)と堀川桃香(富士急)が取材に応じた。ともに出場した高木美帆(TOKIOインカラミ)は別便で帰国した。
女子団体追い抜きは2分58秒55でオランダに次ぐ2位。銀メダルを首にかけ笑顔も浮かべたが、佐藤は「正直、私たちの3人全員の力を100パーセント発揮することができたかって言われるとそうではないレースだった。中盤で美帆さんを支えるのが、100パーセントの力でできなかった」。堀川は「ラスト4周くらいからプッシュするっていう役割だったけど、それが全くできなくて。ほんとうに悔しい」と振り返った。
ミラノ・コルティナ五輪へは「個人の力を今よりももっとつけなければいけない。平昌のシーズンの時は個人でメダルを取ることができていなくても、チームパシュートでは金メダルを取るっていう実績を残しているので、日本選手にはそういう力があると信じて頑張っていきたい」と佐藤。堀川も「このチームで金メダルを目指せると思っているので、来年またさらに頑張って、金メダルを取りたい」力を込めた。