「スラムダンク」超えたい 作者の長男がB2鹿児島に加入
人気バスケットボール漫画「スラムダンク」の作者、井上雄彦さんの長男大道(19)が、バスケットボールBリーグ2部(B2)の鹿児島に特別指定選手として加入した。19日、鹿児島市内で行われた練習後に取材に応じ「漫画のキャラを超える選手になりたい」と意気込んだ。
東京都出身で身長は180センチ。ポジションは司令塔のポイントガードで、米国にバスケ留学していた。競技を始めたのは小学2年の時に友人から誘われたのがきっかけ。漫画は何度も読み返すほど好きで、作中の好きなキャラクターは、優れたシュート力を誇る「三井寿」だという。
雄彦さんは鹿児島県出身で「思い入れのある両親の出身地でプレーできる機会をもらえてうれしい」と笑顔を見せた。今後の目標を問われると「まずは試合出場。父親の名前にも、漫画のキャラクターにも負けられない」と抱負を語った。
今回の特別指定選手としての活動はシーズン終了までとなる見通し。