坂本花織、4連覇ならず「銀」 千葉百音「銅」、リュウ初制覇
【ボストン共同】フィギュアスケートの世界選手権第3日は28日、米国のボストンで行われ、女子の坂本花織(シスメックス)は合計217・98点の銀メダルで4連覇はならなかった。ショートプログラム(SP)5位で迎えたフリーは2位。昨年7位の千葉百音(木下アカデミー)がSP2位、フリー3位の合計215・24点で初表彰台の銅メダルを獲得した。
来年2月に控えるミラノ・コルティナ冬季五輪の予選を兼ね、日本は最大3の出場枠を得た。樋口新葉(ノエビア)は204・58点でSPから二つ下げて6位。アリサ・リュウがSP、フリーともにトップの222・97点で初制覇し、今季グランプリ(GP)ファイナル覇者のアンバー・グレン(ともに米国)は5位だった。
アイスダンスのリズムダンス(RD)で初出場の吉田唄菜、森田真沙也組(木下アカデミー)は67・69点の22位となって上位20組によるフリーに進めず、今大会での五輪枠獲得は逃した。