松山英樹は38位で終戦「よく分からないまま終わった」5月の全米プロへ「ショットもパットももう少し掛かりそう」

 1番でショットを放つ松山英樹
 ホールアウトする松山英樹
 18番でラインを読む松山英樹
3枚

 「米男子ゴルフ・マスターズ・最終日」(14日、オーガスタ・ナショナルGC=パー72)

 28位から出た松山英樹(32)=LEXUS=は1バーディー、3ボギーの74をマーク。通算7オーバーの38位と順位を落とし、4日間を終えた。通算11アンダーのスコッティ・シェフラー(米国)が2022年大会以来、2年ぶり2度目のマスターズ制覇を果たした。

 何とも言えない締めくくりとなった。出だしの1番は3メートル強のチャンスにつけたが、ファーストパットはカップの手前で止まり、パー発進。「1番でショートしたので、(グリーンスピードが)速いのか遅いのか分からなくなってしまって、その後もよく分からないまま終わってしまった」とグリーンの状況に戸惑っていると、パー3の6番で先にボギーが来てしまった。

 それでも、9番パー4はピン右6メートルの長いバーディーパットを沈めて初バーディーを奪取。前半をイーブンで折り返して波に乗っていくかと思われたが反撃はここまで。後半は2つのボギーをたたいて、上位でのフィニッシュはかなわなかった。

 ショット、パットともに調子が上がらなかった一日は「スタート前の練習は昨日終わってからと、きょうの朝はめちゃくちゃ良かった」と言うが、「それがコースに来てなかなか思うようにできなかったというか、そういう感じだった」と本領を発揮できず。「それをどうやったらうまく対応できて、コースでも対応できるようにすることが大事だと思う。その課題としっかり向き合ってこれからも頑張りたい」と課題を口にし、前を向いた。

 次のメジャーは5月中旬の全米プロゴルフ選手権(米ケンタッキー州・ヴァルハラGC)。大舞台に向けて「ショットもパットももう少し時間は掛かりそうな感じだった。まずは体をしっかり戻して、次のメジャーに向けて頑張りたい」と話した

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