2週連続Vの竹田麗央 志願キャディーの兄と初の控えめハイタッチ「優勝くらいはした方がいいのかな」

 「女子ゴルフ・フジサンケイ・レディース・最終日」(21日、川奈ホテルGC富士C=パー71)

 初日から首位を走る竹田麗央(21)=ヤマエグループHD=が6バーディー、2ボギーの67で回り、通算12アンダーで完全優勝を果たした。2022年の岩井千怜以来、史上4人目となるツアー初優勝から2週連続Vを達成。圧巻のプレーで名門・川奈を攻略し、「先週の優勝で自信がついた」と胸を張った。

 “きょうだいタッグ”でつかんだ優勝だ。キャディーとして3日間支えた兄の有男さんは、優勝が近づくにつれて緊張したものの、「素直にうれしい。ホッとしている」と喜んだ。日体大野球部では矢沢宏太(日本ハム)と同期。ゴルフは趣味でたしなむ程度だが、バッグを担ぐのは3月のアクサ・レディース以来2度目だった。「(妹を)応援したい」という思いから、昨年12月ごろに今シーズンは月1回の頻度でキャディーを務めることを志願したという。

 コーチでもある母の哲子(さとこ)さんも娘の連勝にしみじみ。「ジュニアの時は負けるとずっと泣いていた。(惜敗した)ヤマハ・レディースの時も車に乗る寸前で(泣いていた)。いろいろ積み重ねですよね」と成長ぶりに目を細めた。また、テレビ解説を務めた叔母の平瀬真由美は「本当に良いプレーだった。もっともっと技術を磨いて、強い選手になってほしい」とたたえた。

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