「米女子ゴルフ・フォード選手権・第３日」（２９日、ワールウインドＧＣ＝パー７２）

　６位から出た古江彩佳（２４）＝富士通＝が６７と伸ばして通算１５アンダーで３位に浮上した。首位とは３打差。６７の馬場咲希が通算１２アンダーで１４位、６７の岩井千怜、６８の吉田優利、７１の畑岡奈紗は１０アンダーで２４位、７２の岩井明愛は９アンダーで３１位、７１の勝みなみは７アンダーで５０位となった。リリア・ブ（米国）が６８と伸ばし、通算１８アンダーで首位を守った。

　古江は２度池に落としながらも８バーディーで６７をマークし「いいラウンドだったけど、２回も入れたのは悔しい」と苦笑した。特に１４番は「仕方ない。ダブルボギーにしないことが大事」と５メートルの距離から沈めてボギーにとどめた。パー５のホールは全てバーディー。１１番は８メートルの長いパットを沈めるなどグリーンでのプレーもさえた。目標に掲げる米国内での初勝利のチャンス。「少しは気合を入れないといけないな」と気持ちを込めた。