桑木志帆 初年間女王へまっしぐら!今季国内4勝目 パットに悩みも勝ち切れたのは「気持ち。『自分は負けないぞ』と」
「女子ゴルフ・延田グループ・マスターズGCレディース・最終日」(25日、マスターズGC=パー72)
首位から出た桑木志帆(23)=大和ハウス工業=が4バーディー、1ボギーの69で回り、通算15アンダーで今季国内4勝目、通算7勝目を手にした。プロ11年目、ツアー初優勝を狙った森井あやめ(33)=F&co=は6バーディー、2ボギーの68をマークし、1打差の2位に入った。
最終18番。バーディーパットはカップの縁で切れたが、“1センチ”のウイニングパットを沈めた桑木は歓声と拍手の中、左拳を握り、両手を突き上げた。「優勝できると思っていなかったので、これまでとは違った感覚」と喜びを口にした。
開幕前からショット、パットに悩みを持っていた。「3日目から、ショットは良くなったが、パターの気持ち悪さが残っていて」と大会を通じて自信を持てなかった。それでも勝ち切れたのは「気持ち。『自分に負けないぞ』と思ってやっていた」というメンタルの部分を挙げた。
今月の日本女子オープンでは3ホールに及ぶプレーオフの末、申ジエ(韓国)に優勝をさらわれた。後日、日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長と話す機会があり「ジエさんは気持ちが上回っていて、それがプレーに表れていた」と言われた。そこを再確認できたからこそ、この日の優勝につながった。
メルセデスランキングでも2位・佐久間に1078・63ポイントの差をつけた。早ければTOTOジャパンクラシック(11月5~8日、茨城)で初の年間女王を確定させられる。
しかし「そこはあまり気にしていない」という。それよりも「残り試合で少しでも多く、優勝争いをしたい。その経験を積むことで(来季から挑戦する)アメリカでも生きてくる」と、まだまだ上を目指して、残り試合も国内ツアーのトップに君臨し続ける。
