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今井貞美 お願い!松山、石川【上】

 「だから、お願い!松山、石川」=上=

 先日、リビエラCCでのツアー(ノーザントラスト・オープン)を、楽しませてもらいました。かつての実力もオーラも山盛りだったタイガー・ウッズを見るツアーも楽しかったけれど、最近のスーパースターのいないツアーも最終日が楽しい!プレーオフはマッチプレー同様、選手は後がないので攻めるだけ!観客も盛り上がります。

 “Drive for show, Putt for dough(賞金)”といわれるように、長いパットを先に入れられると後からの短いパットは外れる。これもよくあるマニュアル通り、入れられたことで後者は追い詰められた外せないパットとなりプレッシャーが満タンになります。

 リビエラCCで松山は、惜しくも1打差でプレーオフに参戦できなかったけれど、またいつか見せてくれることでしょう。松山はプレーオフに強く、しかも最終日に向かってスコアが伸びてくるという今までの日本人選手にないタイプなので、非常に楽しみなのです。

 以前ですと、予選通過にエネルギーを使い果たしていることをファンの誰もが感じていました。通過してよかったね~と。それが、決勝ラウンドや最終日に、テレビに登場するほど上位で戦える選手が現れたのですから、在米日本人も楽しみが増えました。テレビに映る順位にいるということが大変なのですから。

 また、テレビに映らなくてもトーナメント観戦をしに行くファンは子供も含めて結構いるわけですから、ぜひツアープロとしての自覚を持った態度を見せてください。特にジュニアゴルファーたちには、あこがれ、その将来の夢に大きくかかわったりすることになるかもしれないのです。態度もマネをしたくなるのは当然でしょう。ご注意ください。

 以前ナイキ・ラーニングセンターで教えていた頃のジュニアゴルフの指導内容としてクラブや道具、ゲームの仕方、コースでの正しい動作、マナー、安全性、人に迷惑をかけない、人の邪魔をしない、ゴルフ場を傷めない…などなど、ゴルフ場で守るべきことを指導していくのは大切なことでした。最初が肝心なのです。スイングなどの技術的なことは後からいくらでも学んでいくことができます。

 ボールを打つ前にまず、審判がいないスポーツであるゴルフをするための心構えです。サンディエゴ・ジュニアゴルフのメンバーになれるのは6~17歳ですが、メンバーシップとハンディキャップ取得申請にあたり、USGAのゴルフテストがルールやマナーなど4項目20問ほどあり、合格点を取らないと、ハンディキャップが取得できませんので、メンバーにはなれません。

 技術的なことはメンバーになってから学べばよいのです。ゴルフがうまくなることが先決ではなく、まずはゴルフのルールやマナー、ゴルファーとしてのスポーツマンシップ、社会性を学ぶのです。

 ついでに、一言。時々見かけるのは、グリーンでボールマーカーを忘れているのか、ティーをマーカー代わりに刺しています。これはグリーンが傷みますし、やめましょう。マーカーはティーなどと一緒に常にポケットに入れておくことです。

 (Sadami USLPGA Class A Instructor)

 ★今井貞美(いまい・さだみ)1950年6月8日、東京都生まれ。84年に夫の仕事でカナダに渡り、93年から米サンディエゴで生活。45歳の時にゴルフの魅力を知り、それからわずか3年半でPGAティーチング・プロテストに合格。3年間PGAに在籍した後、LPGAのティーチングプロに移籍。米国内をはじめ日本でも指導を行い、小西健太(東北福祉大)らを育てている。

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