少女歌劇団ミモザーヌ きくたまことの卒団公演「胸いっぱい」と声震わせる
「サクラ大戦」シリーズなどで知られるマルチクリエーター・広井王子氏(67)が総合演出する吉本興業発レビューカンパニー「少女歌劇団ミモザーヌ」が28日、大阪・堺市立東文化会館で「Winter Story~きくたまこと卒団公演~」を開催した。
20歳になったら卒団となるミモザーヌ。現在は12歳を最年少に、3期生まで26人が在籍する。全員の名前が平仮名であることなども演出の一環だという。
2019年に1期生として入団したきくたまことは、10月1日に20歳の誕生日を迎え、ラスト公演。今回は全楽曲がひとつにつながるストーリー仕立てで、きくたは「冬物語」のストーリーテーラーとして、歌と踊りで会場を盛り上げた。
最後には声を震わせながら、「初日を迎えて胸がいっぱいです。少し寂しいんですが、メンバーと、お客さんとたくさんの思いを共有したいと思います。これからも温かい応援、よろしくお願いします」とあいさつした。
生歌にキレキレのダンス、アクロバットも飛び出した公演のラストでは、歌劇団のオリジナル曲「ミモザのように」をメンバー全員で熱唱した。また、ギャル芸人として人気急上昇中の漫才コンビ・エルフが、応援サポーターとしてサプライズ登場。歌と笑いの融合で、大盛り上がりの2時間となった。
本公演は来年1月9日に東京・草月ホールでも開催される。