長嶋一茂 「みんなキツネかタヌキに見える」「人として見ない」 ストレスを軽減するための対処法
元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が21日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演し、仕事でのストレスを軽減するために「いやな現場に行ったら僕はみんなキツネかタヌキに見える」「人として見ない」と心身を守るための対処法を明かした。
番組では心配性についてトークを展開。「心配性は優秀な証」であるとの観点から、米国カトリック大学の研究を紹介。大学生184人にアンケートをし、心配性な人ほど最終成績が良かったなどのデータを披露した。
ゲスト出演した心理学者の内藤誼人氏は「心配性な人ほど実は優秀なんです。例えば試験に落ちるかもしれないから早めに準備しておこうと。しっかり対策をとるから成績も良くなる」と述べた。仕事においても事前にリスクを想定して備えることができるなどの利点があるという。
ストレスを軽減するコツとして、「ストレスを予想しておく」ことがあげられ、内藤氏は「仕事のときに余計な電話がかかってくる、上司にいきなり話しかけられて邪魔されるものだと思っていれば、仮に邪魔されてもそんなに腹が立たない」と望まないことが起こることを事前に想定する利点を述べた。
一茂は自身の対処法を問われ、「心配な不安要素を多く作らないようにしている」と明かした。「ワーストパターンを常に考える。仕事で、こういう仕事に行ったときはこういう人たちがいて、すごく嫌な気分で帰ってくる自分をイメージする。いろんなこと言われて。そういうことを想定したときはみんなキツネかタヌキなんだと。つまり人として見ないんです。いやな現場に行ったら、ぼくはみんなキツネかタヌキに見えるんです。そうすれば怒らない。キツネかタヌキが日本語をしゃべっている。という感覚に100%思い込む」と傷つかないための方法を語った。
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