韓国俳優のキム・スヒョン（３７）が、今年２月に急死した女優のキム・セロンさん（当時２４歳）の遺族による暴露で疑惑の渦中にいる中、所属事務所・ゴールドメダリストが、ＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「カロセロ（縦横）研究所」（以下、カロセロ）とキム・セロンさんの遺族らを告発したと２１日、現地メディアインサイトなど、一斉に報じた。

　キム・セロンさんの遺族とカロセロは、キム・スヒョンへ未成年時の交際の事実を認め謝罪するよう要求し、２人の写真と映像を相次いで公開。写真の中には、キム・スヒョンがズボンを脱いだ状態で撮影された写真などが含まれており、物議を醸した。

　ゴールドメダリストは２０日「俳優キム・スヒョンが、ズボンを脱いだ状態で撮影された写真を、ＹｏｕＴｕｂｅチャンネルのライブ配信で掲示したカロセロ運営者・キム・セイと、キム・セイに該当写真を提供した故キム・セロンさんの遺族および故キム・セロンさんのおばを名乗る氏名不詳者を、性的暴行犯罪の処罰等に関する特例法違反（カメラ等利用撮影物頒布等）などの疑いで告発した」と明かしたという。

　続けて「交際当時に撮影され、性的な羞恥心を誘発するようなものであり、大衆に公開されてはならず、公開される理由もないもの」「これは明らかな犯罪行為であり、カロセロは今後もこのような写真を継続して公開すると言って、キム・スヒョン氏を脅迫している。弊社はこのような行為に対し、やむを得ず法的措置を取るしかない状態だ」と伝えた。

　そして「ゴールドメダリストは、所属俳優であった故キム・セロンさんの突然の死を悼む気持ちで、故人の遺族に対する法的措置を控えていたが、キム・スヒョン氏の身体撮影写真を無断で配布した行為は、到底容認しがたい深刻な行為であるだけでなく、今後繰り返される恐れがあるため、やむなく故キム・セロンさんの遺族に対する告発も行うことになった」と強調した。