「宮島チャンピオンカップ・Ｇ１」（５日、宮島）

　２日目を終わって１勝と厳しい戦いが続いていた広島支部。ただ、３日目は広島勢にとって好枠デーとなり、ｌ１Ｒで大上卓人（３４）＝広島・１０９期・Ａ１＝がインから逃げると、それに下寺秀和、高橋竜矢が続いて３連勝を決めた。

　突破口を開いた大上は「３日目は地元のイン戦が続くので、この先頭打者は大事だなと気合を入れて行きました」と後続につなぐ鮮やかなイン逃げを披露した。

　大上からバトンを受け取った下寺は、２Ｒ快勝後に後半１０Ｒも１着で３日目連勝として、勝負駆けが続いている。「望みをつなげて良かった。後半は良かったけどやっぱり２連対率４７％という感じではない。出し切れてない。でも普通以上はある」と予選突破に向け何とかパワーを引き出す構えだ。