【高松競輪】馬場圭一 当たりすぎてごめんなさ~い

 「日本名輪会カップ 吉田実記念杯&CTC杯・F1」(17日、高松)

 準決を振り返る。A級では近況、追い込み選手になっている田中孝彦(静岡)が、中団確保からまくって1着。タテ脚のあるところをアピールしていた。さらに大西祐(愛媛)。地元の戸田康平を付けて、少し早めの最終1角からまくりを放った。初日に続いて気配は良さそうだ。

 S級では10Rが特に混戦だった。その間隙(かんげき)を付いて最終3角最後方から1着まで突き抜けた宮本隼輔(山口)は、自力のタテ脚が復調ムードだ。そして、地元の福島武士。目標にした林大悟(福岡)がまくりに構える展開になった。行き切れないと判断すると、内に切り替えて突き抜けた脚は、初日落車の影響を感じさせない伸びだった。

 11R 吉田実さんと同じく観音寺をホームバンクにしていた大西が、スピードの違いを見せてまくりで決着をつける。スジで26。タテ脚もあり伸びがいい田中との21。展開が向きそうな伊藤亮(埼玉)への24。3連単2から2・3着614。

 12R 福島が付くので宮本の先行とみる。狙いは福島の抜け出しから。スジで16。伸びがいい久島尚樹(宮崎)との13。準決もまくっていた単騎・鈴木庸之(新潟)との14。3連単1から2着634、3着6347。(本紙特別評論家)

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