【松山競輪】渡部遥 地元戦で予選突破へ気合駆け

 「JC×HPCJC・F1」(17日、松山)

 渡部遥(21)=愛媛・122期・L1=は近況、成績を上げて直近4場所の競走得点を54点台まで伸ばしてきた。

 昨年は苦戦が続いていたが、11月の前橋で優勝。そこから今開催までの12場所で36走して1着10回、2着9回、3着10回。優勝には届いていないが、機動力が増して好走が続く。

 初日6Rは、最終ホーム3番手から一気にスパート。主導権を取ったが、山原さくら(高知)にまくられて、粘り切れずに結果は4着。レース後は、「出脚は良かったんですが…。風が強く重かった」と悔しさをにじませた。しかし、積極的にレースを動かして見せ場をつくった。

 地元の聖カタリナ高時代は、陸上競技の走り幅跳びなどに取り組んだ。その後は、父の勧めもあり競輪界に飛び込んだ。自転車歴は浅いが、潜在能力の高さは折り紙付きで、伸びしろの大きさを感じさせる21歳。

 今シリーズは地元初優勝を目指しての参戦。2日目7Rは何が何でも巻き返したいところで、「3着以内には入れるように」と気合を込めて臨む。児玉碧衣(福岡)、太田瑛美(三重)が強敵だが、早めの仕掛けでペースを握れば、予選突破の可能性は広がる。

編集者のオススメ記事

松山競輪特集最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス