【松山競輪】完全優勝を狙う八谷誠賢 テクニカルな先行力を武器に松山バンクを疾走する

 「ミッドナイト競輪・タカミ杯・F2」(8日、松山)

 1996年4月にデビューした八谷誠賢(46)=福岡・77期・A1。76期までは新人リーグ(現在のルーキーシリーズみたいなリーグで、1期=4カ月間は同期だけで戦う)が実施されていたが、八谷がデビューする前に廃止。B級2班格付けで、今はなき門司で初めて出走した。

 99年4月にS級で初めて1着奪取。2003年8月にS級で初優勝を飾り、04年9月の日本選手権(西武園)でG1デビュー。先行力を武器に、その後もS級で好走した。

 2013年にもA級に陥落したが、すぐS級に復帰。その後、S級1班へも復帰を果たしたものの、今年1月にA級1班に陥落した。

 今年はV1。7月の奈良で完全優勝を飾った。決勝はいったん先行態勢に入ったが、蔣野翔太(徳島)に出切られてしまう。それでも諦めずに踏んだ八谷は、森安崇之(香川)に踏み勝って番手を確保。差し切ってVゴールを駆け抜けた。今場所の八谷はまくり連発で決勝に進出。奈良に続いて完全優勝のチャンスが巡ってきた。

 最終日(8日)9Rは4番車で登場。ブルーの勝負服を着た八谷は、いつものようにパワフルに踏み上げる。

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