【玉野競輪】S級で古性優作相手に優勝したことのある須賀和彦 準決でガースー砲をサク烈だ

 「ミッドナイト競輪・チャリロト杯・F2」(2日、玉野)

 2018年4月に松山F1でS級初優勝を飾った須賀和彦(37)=茨城・89期・A1。のちにKEIRINグランプリ2021を制した古性優作(大阪)に先着してVゴールを駆け抜け、デイリースポーツ競輪評論家の伊藤豊明氏から祝福された。だが、21年に長らく守ってきたS級の座から転落。5期連続でA級1班として競走に臨んでいる。

 今場所の初日(1日)は6Rの予選に登場。前を任せた新井僚太郎(山梨)が正攻法から先行、別線の仕掛けが最終3角までなく、このまま楽に抜け出せるかと思いきや、遅めのまくり追い込みの大竹野裕樹(鹿児島)に外を伸びられ、須賀は2着でゴール。最後まで前をかばった展開になったが、状態面には問題がなさそうだ。

 2日目(2日)は8Rの準決に出走。真鍋智寛(愛媛)-坂本修一-高橋清太郎(ともに岡山)がかなり強力だが、前を任せた山崎寛巳(新潟)がアクションを起こせば、須賀にもチャンスが巡ってくる。古性優作に先着した鋭脚を繰り出し、国会欠席のガーシー砲ならぬ、競輪界のガースー砲をサク烈させ、好配を提供するとみた。

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