くいだおれ太郎、大阪・難波に帰ってきた!新たな観光スポットが誕生、春からナイトクラブ営業も
大阪・道頓堀の「くいだおれ太郎」人形でおなじみの商業施設「中座くいだおれビル」(大阪市中央区)が3月26日に全面リニューアル。飲食店に加え、吉本興業によるレストランシアターなど、「食」と「エンタメ」を融合させた新・観光スポットに生まれ変わる。
■ 約6mのくいだおれ太郎、フォトスポット満載の空間江戸期の芝居小屋の跡地で、国内外の観光客が訪れる飲食・買い物スポットとして親しまれてきた地上6階・地下1階の同ビル。2024年6月にリニューアルに着手し、より大阪の文化・歴史を体感できるよう、外観や内装を刷新。立体造形看板が魅力の道頓堀らしく、外壁には約6mのくいだおれ太郎が登場し、1階の天井や壁にも太郎のイメージカラーのデザインが施されたフォトスポット満載の空間に。
既存の6店舗を含む19のテナントで構成され、地下1階はアミューズメント「あそびタウン」、1階~3階は関西グルメなどの飲食店や物販、4階はカラオケ「まねきねこ」が入店。3月29日に2階に開業する「スシロー道頓堀店」は、芝居小屋風の「和」な店構えや内装が特長で、海外客を意識した創作ロールすしも味わえる。
国内外の観光客に向け、1日を通して楽しんでもらえるよう「食」に加えて「エンタメ」も強化。5階の「GIRAFFE Japan(ジラフ ジャパン)」は、時間帯ごとに異なる3つの空間が展開され、昼はVRゴーグルでの能・狂言やVTuberの公演鑑賞を体験でき、夜はパフォーマーによるアクトショーへ変貌。4月中旬からは夜10時以降のナイトクラブも展開予定という。
さらに、6階にはレストランシアターとしての機能も持った「よしもと道頓堀シアター」がオープン。演者との距離が1番近く、席数は87~126席と変動制で、吉本興業所属の芸人・社員の自由な発想を表現する新たな企画開発の場としても期待される。
同ビルを運営する「野村不動産コマース」の担当者は、「朝から夜まで多くの人で賑わう道頓堀という場所だけに、24時間営業のテナントなど翌朝まで満喫できる場になれば。さまざまな飲食店も揃っておりますので、世界の観光客にも大阪の文化を感じてもらえる、新たなランドマークを目指したい」と話す。
「中座くいだおれビル」のリニューアルオープンは3月26日の昼11時30分~。1階エントランスには「くいだおれ太郎人形」も復活する。
取材・文・写真/塩屋薫
(Lmaga.jp)
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