「ドジャース５－４タイガース」（２７日、ロサンゼルス）

　ドジャースの大谷翔平投手は「１番・ＤＨ」で先発出場し、七回の第４打席で左翼へ２戦連発となるダメ押し弾を放った。試合後には衝撃事実も明かした。

　逆方向へ鮮やかに打ち返し「いいところで打てて良かった」と振り返った大谷。一方で自身のコンディションについては「まだ時差ぼけみたいなものが残っていますし。ちょうど試合が始まったくらいに眠気がある。そういう感じなので」と告白した。

　日本開幕シリーズから本国へ戻ってちょうど１週間。オープン戦をこなしながらの調整となったが、完全に本来の調子に戻っている状態ではないという。それでも三回の第２打席で天敵のスクバルから右前打を放ち、ダメ押し弾を含むマルチ安打。「いいゲームで勝ててよかった」と振り返っていた。

　「プレッシャーについては実質開幕していますし、比較的東京シリーズよりは自然に入れたかなと思います。セレモニーをやって改めて連覇したい気持ちが強くなった」と語った大谷。ホワイトハウスを表敬訪問することには「もちろん帯同すると思います」と明かし、連覇を目指す本拠地の雰囲気については「選手もそうですけど、ファンの人も目標を達成したことで結束力があがった。また新たな目標を達成したいなと思います」と語っていた。