昨年よりもファン増加!上昇気流に乗る新庄日本ハム 球場へ通じる長いスロープから熱いまなざし
熱烈なファンが増えている。新庄剛志監督(53)率いる日本ハムのキャンプ地だ。
春季キャンプ第2クール初日の6日午前。エナジックスタジアム名護へ通じる長いスロープに沿って、大勢のファンが並んだ。宿泊ホテルから徒歩で球場入りする選手たちに差し入れを渡す女性ファンの姿も目立つ。そして午前9時前、赤い電動キックボードに乗ってさっそうと現れた新庄剛志監督に、熱いまなざしが注がれた。
2年連続最下位からの2位浮上である。Aクラス入りの効果の表れだろう。練習が始まると、スタンドから本格的な望遠カメラで撮影する女性ファンも少なくない。移動中の選手や監督にタッチを求めるファンもいる。
昨年よりも、球場入りする選手や監督を出迎えるファンが多くなったという。4年目を迎えた新庄日ハムは、人気と実力を兼ね備えた、理想的なチームになりつつあるのだ。優勝に向かって、上昇気流に乗っている。(デイリースポーツ・開出牧)