日本ハム・清宮幸太郎 桜祭りのような満開の笑顔に“開花宣言”の予感!
桜祭りのような笑顔だ。プロ入り8年目の日本ハム・清宮幸太郎内野手(25)だ。
フリー打撃を終え、三塁の守備に就いた時だった。打球の行方を指さし、大きな口を開けて、笑顔を浮かべた。前日の楽天との練習試合(金武)で4安打と打ちまくって気をよくしているのだろうか。シャッターを切った私は、開花を待ちわびる清宮ファンに、写真を届けたいという思いにかられた。
沖縄は桜の開花が日本一早く、1月上旬からつぼみが膨らみはじめ、満開を迎えるころに県内各地で「桜まつり」が開催されているが、そんな南国の桜を思わせるような満開の笑顔に期待は膨らむ。
昨年は規定打席こそ届かなかったが、3割15本をマーク。今季は和製大砲としてのさらなる飛躍が期待される。9日の紅白戦(名護)で、右中間を真っ二つに割る、勝ち越しの適時二塁打を放った。珍しく絶賛した指揮官だが、「ホームランを打て」と注文を忘れなかった。故障なくキャンプを終えれば、本物の“開花宣言”か。それを期待させる笑顔だ。(デイリースポーツ・開出牧)