寺地拳四朗、カブス&ドジャースとニアミスで興奮「警備員すごいっすよ」統一戦激闘から一夜明け、隣の会見場にスター軍団
ボクシングのWBC・WBA世界フライ級統一王者の寺地拳四朗(33)=BMB=が、前WBA王者のユーリ阿久井政悟(29)=倉敷守安=との統一戦から一夜明けた14日、都内で会見に臨んだ。終盤までは劣勢だったものの、最終12回でTKOし逆転勝利。「本当にユーリ選手が強くて、僕も必死に戦って最後いくところでいけて良かった。正々堂々と戦えて良かった。本当にいい選手だと改めて感じた」と激闘を演じた好敵手をたたえた。
また、会見場の隣では、野球の大リーグ・カブスが来日会見を行っていた。さらに、その後には同会場で大谷翔平を擁するドジャースも会見する予定で、寺地は「すごいっすね」と興奮気味。普段は他のスポーツはあまり見ないというものの、報道陣が入り口で長蛇の列をつくり、さらに入場時には厳格な持ち物検査などを実施していただけに「警備員もすごいっすよ」と目を丸くしていた。
自身は今後、さらなる強敵を求めてスーパーフライ級に上げる考えを明かしている。前日リング上では「バムとやりたい」と、WBC世界スーパーフライ級王者ジェシー・ロドリゲス(愛称バム、米国)に宣戦布告したが、4階級制覇王者の井岡一翔(35)=志成=のビッグネームにも改めて興味を示し、「どっちも軽量級の頂上決戦で魅力がある。そういう(注目度の高い)試合をどんどんこなしていければ」と意欲。隣の会見場を横目に「それくらい(注目を集められるように)頑張ります」と笑った。
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