阪神 捕手の栄枝は不可解判定に「何が起きたのかと」「捕っていたら問答無用で三振だったので」と悔やむ
「阪神2-5DeNA」(3日、京セラドーム大阪)
阪神がDeNAに競り負け、引き分けを挟んで3連敗となった。
決勝点を奪われた九回の不可解な判定について、捕手の栄枝は「空振り三振かなと思ったら、(佐野が)戻って来たので何が起きたのかと。空振り三振かと思ったけど、ファウルの判定でした」と振り返った。
同点の場面で1死一塁。2-2からゲラが投じた9球目、外角低めのスプリットに、佐野のバットが空を斬ったかに見えた。だが捕手、栄枝のミットからボールがこぼれると、球審・真鍋審判はファウルの判定。栄枝は空振りをアピールすると、藤川監督もベンチから出て抗議。内野で4人の審判が集まったが、判定が覆ることはなかった。
結果的に佐野に四球を与え、続く山本に中越えの勝ち越し打を浴びた。
投球判定や、ファウルチップはリクエストの対象外(セ・リーグ アグリーメント参照)。藤川監督もすぐにベンチへ下がったが、この一球が試合の流れを左右した格好となった。
栄枝は「僕もちょっと、どう抗議したらいいか分からなかった。真鍋さんがファウルと言ったので。リクエストできないのは分かっていましたし、抗議しても意味がないとは思ったので仕方ないと思います」と冷静に語り、「捕っていたら問答無用で三振だったので、そのレベルアップは必要です」と自身のプレーに目を向けた。
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