「ウエスタン、阪神２－２中日」（５日、日鉄鋼板ＳＧＬスタジアム）

　阪神は中日に引き分けた。先発の西勇は５回無失点。六回に先制されたが、井坪から左翼線へ適時打二塁打が飛び出し、同点に追いついた。試合はタイブレークまでもつれ込んだが、決着はつかなかった。

　平田２軍監督の一問一答は以下の通り。

　－西勇輝は５回無失点の投球。

　「コントロールといいね、投げるたびに良くなってきてんじゃない。キレも良かったしね、順調に良くなってきてると思いますよ」

　－相手先発は涌井投手。

　「だから若い選手にはね、いい勉強だよ。若い打者っていうか、選手たちには。ドラゴンズさんもそうだろうし、お互いにね、こういう良い投手と対戦して、経験できるということは、この２人の投げ合いは、若いピッチャーにとってもいい参考になるよね」

　－ルーキーの金丸投手の印象は。

　「いや～よかったね。敵ながら。こういう活きの良い、素晴らしいボール投げるピッチャーだなと。将来、やっぱり日本のプロ野球を代表するピッチャーになるんじゃない」

　－井坪が適時打を放った。

　「井坪はずっとコンスタントに良いわ。率もまたちょっと上がってきたし、ずっと、オリックスで曽谷とか一軍クラスのピッチャーとばっか当たって、９打席ぐらいヒットなかったけど、彼はうまくコンパクトに打つよ」

　－井上にも安打が出た。

　「１本だけどね。金丸にプロの厳しさ、教えたれ言うたら教えられてもうてもうな。ちゃんと最後に１本ね、打ってくれたし、広大も状態悪いことないんで、これからまたね、上げていかないといけないんだけど、外野が多いんでね、その辺をちょっとやっぱり色々起用っていうのもね、考えないといけないところなんだけどな」

　－楠本からは２回守備でファインプレーが飛び出した。

　「もう今日は最後まで残ってロングティーやったりね。ほんとにいい見本にね、なってくれてるよ。今日も２つのファインプレー、あれ効いたで。金丸やったから、これ右より左の方がいいなと思って、そのまま打席立たせたんだけどね、デッドボール出てくれたり。ベンチでも１番声出してるし、最高に今若いやつの良い（見本）。練習するもん。やっぱ練習するよ」

　－そういう姿勢を若い選手にも学んで欲しい。

　「そうそう、もう当たり前のように練習するよ。今の若い子たち、練習するよ。練習するけど、やっぱりああいうぐらいになってもね、しっかり練習して準備をするというところではいい見本になるよね」