2023.11.14

競馬ギガ盛ブログ「芦毛を走らせる極意」（１１月１４日）

　常に“人生の一発逆転”を狙っている栗東・井上です。競馬で一発逆転？ただ、軍資金を思うと、当たっても臨時ボーナスが入る程度。何千万、いや、億を狙うなら、やっぱり宝くじでしょう！ということで、ロト６とロト７を買い続けて３カ月が経過しました。抽選日はロト６が月曜と木曜の週２日、ロト７は毎週金曜で、ワタクシに与えられたビッグチャンスは週３回。抽選翌日にネットで当選結果を確認するのが楽しみで、火・金・土の朝はアドレナリンが出まくりです。

　今朝の結果は…。やったぁ、４等！８４００円ゲットです。数字がもう一つ合致していれば、３等の３５万８５００円。あと二つで…１等は…ん？なんと、４億７５００万！当たった喜びよりも、１等を逃した悔しさの方が上回るから、人間は欲深いですねぇ…。

　栗東トレセンで肩を落としながら取材していると、前を歩くのは先週２勝を挙げた藤岡調教師じゃないですか。元気な先生からパワーをもらうことにします。福島２歳Ｓをエトヴプレ、オーロＣをグランデマーレと、どちらも芦毛での勝利でした。相変わらず、芦毛の勝率が高いんです。

　芦毛といえば、膨張色で、パドックで確認しても、いい馬なのかよく分かりません。パドック解説泣かせなんです。「確かにシルエットで判断するのは難しい。ただ、調子の善しあしは分かりやすいよ。毛ヅヤがね。芦毛は調子の良くない時は、ぼけて見える。調子がいい時はキラキラ光っている。グランデマーレも今回は使ってさらに良くなっていた。光っていたよ」と藤岡師。なるほど。勉強になります。

　恐らく、業界一で芦毛馬を走らせるトレーナーだと思います。何でも解決してくれる競馬ソフト“標的クン”で調べてみました。これまでに管理した芦毛馬３９頭のうち２９頭がＪＲＡで勝ち星を挙げ、オープン馬が９頭、準オープン馬が５頭。ＪＲＡで通算８３勝を挙げています。

　藤岡師だけが知る、芦毛を走らせる極意があるのでは？「結構、オープン、準オープンまで行っているもんなぁ。芦毛は全部走るんちゃうか？って思ってしまうぐらい。極意？あったら、誰にもしゃべらん。それがホンマの極意なら、全部（預かるのは）芦毛にするわ～」と笑い飛ばす藤岡先生でした。エトヴプレ、グランデマーレに続けとばかりに、藤岡厩舎からは今週も芦毛馬がスタンバイ。１８日の福島１１Ｒは“キラキラと光る”ブレスレスリーに注目してください。