侍ジャパン・井端監督の高評価に広島・新井監督「こちらとしてもうれしい」 代表での矢野、小園の二遊間実現へ「そこを目指して頑張ってもらいたい」
「広島春季キャンプ」(5日、日南)
広島・新井貴浩監督(48)が自チームの選手たちの成長に笑みを浮かべた。この日は、3月5、6日にオランダとの強化試合(京セラ)を控える「侍ジャパン」の井端弘和監督(49)が視察。シート打撃に登板して打者5人を圧倒した常広や、亜大の後輩にあたる矢野を高く評価したことを受け「こちらとしてもうれしい」と充実の表情を浮かべた。練習後の新井監督の談話は以下の通り。
-シート打撃に常広が登板。
「いいね。いいボール行っていました」
-3三振。
「真っすぐもいいし、取り組んでいるカットもたくさん投げていた。この寒い中、しっかり腕が振れていたし、指にかかったいい球が多かった」
-滝田は最速153キロを計測。
「みんな良かったね。滝田も河野も。斉藤も投げた球の強さがあった。しっかり練習してきたんだなと分かりました」
-井端監督が視察。
「まずは去年、プレミア12で坂倉も小園も頑張ってくれて、チームを引っ張ってくれてありがとうございましたと。こちらこそありがとうございましたという感じかな」
-塹江の名前も挙がった。
「自分も『塹江いいですよ』と言ったよ。対左打者で初見なら、なかなか前に飛ばせないと思います、という話はしました。井端さんからも『塹江いいね』と言っていただいたのでね」
-矢野の評価も高い。
「代表の井端監督にそこまで言ってもらえるような選手に昨年で成長したというのが、こちらとしてもうれしいよね」
-侍ジャパンで矢野、小園の二遊間を見られるかもしれない。
「そうなったら自分もうれしいし、カープファンのみなさんもうれしいんじゃないかな。そこを目指して頑張ってもらいたいね」