「東京リベンジャーズ」「ブルーロック」「青のミブロ」「ぐらんぶる」など２・５次元舞台の人気作品を数多く制作・プロデュースしている「Ｏｆｆｉｃｅ　ＥＮＤＬＥＳＳ」（下浦貴敬代表）が、次世代のエンタメを担う人材を育成する総合芸術学校「エンドレス・アカデミー」を４月に開校することが１７日、発表された。

　演劇界の市場規模は２０２３年時点で過去最高を記録。さまざまなジャンルの垣根を越えて活躍できる人材が求められている現状を踏まえ、多ジャンルにまたがり生き抜く力を学校という形で次世代に伝えていくため、同社の長年に渡る経験を元にした独自メソッドによる教育と、タイケン学園グループとの提携で高校・大学の卒業資格を取得できる学舎として、表現者を対象としたエンドレス・アカデミーを開校するもの。

　同校では俳優、声優、歌手、脚本家、演出家、照明、音響、衣装、ヘアメークなど、表現の仕事を実際の現場を通して教え、表現者を育成。実際に舞台に立っている俳優による演技指導や、元宝塚女優による基本的なマナー講座、元有名アトラクション施設のダンサーによるダンスレッスンや脚本・演出家による読み解きと制作など、俳優指導にとどまらず、一般常識や舞台制作のイロハを教える。在学生も舞台のオーディションに参加できる体制づくりや、フィードバックの検証も授業に盛り込まれているという。

　「弱虫ペダル」「あんさんぶるスターズ！」「刀剣乱舞」などの２・５次元舞台に出演し、「仮面ライダーギーツ」の仮面ライダーゲイザー役で知られる俳優の北村諒は「Ｏｆｆｉｃｅ　ＥＮＤＬＥＳＳさんは何色でもない僕に沢山の世界を教えてくれました。そんなＯｆｆｉｃｅ　ＥＮＤＬＥＳＳ、下浦さんが立ち上げる新たな場所は、きっと沢山の色を見せてくれます」と推薦コメント。この他に女子プロレス団体「スターダム」の選手でグラビアや女優でも活躍する安納サオリ、お笑いコンビ「響」の長友光弘らが推薦コメントを寄せている。