国民的作品『アンパンマン』の生みの親であるやなせたかしとその妻・暢をモデルに、ヒロイン・朝田のぶ（今田美桜）の波乱万丈な人生を描く連続テレビ小説『あんぱん』（ＮＨＫ朝ドラ）。３月３１日放送の第１回では、竹野内豊や松嶋菜々子をはじめとする俳優陣が続々と登場し、出演者の豪華さがＳＮＳ上で話題となった。

昭和の初期、高知県御免与町で元気に暮らす「ハチキンおのぶ」こと朝田のぶ（永瀬ゆずな）は、父・結太郎（加瀬亮）を迎えにいく途中で見知らぬ少年・柳井嵩（木村優来）とぶつかる。嵩は父を亡くし、伯父・寛（竹野内豊）を頼って母・登美子（松嶋菜々子）と御免与町にやってきたのだった。

嵩は転入先の学校でのぶと再会。さらに「東京もん」といじめられていたところを、のぶに助けられる。そのおとなしい姿を見て「東京にいね」と呆れるのぶだったが、嵩が父を亡くしたことを知り、深く反省する。嵩を探し歩くうち、のぶは見たこともないほどおいしそうなパンと出合うのだった。

今回の放送では、ヒロイン・のぶと嵩の出会いが描かれる。冒頭に数十年後の二人の姿として今田美桜と北村匠海、さらにのぶの父として加瀬亮、嵩の母に松嶋菜々子、伯父に竹野内豊、嵩にパンをくれるおじさんとして阿部サダヲ、が登場した。

Ｘ（旧ツイッター）では「＃朝ドラあんぱん」がトレンド１位となり「竹野内豊」「松嶋菜々子」「ジャムおじさん」「のぶちゃん」と関連ワードが浮上。さらに、「初回からキャストが豪華すぎる」「あんぱん、すごい豪華な俳優陣だな･･･」「月９なのかこれは」「このキャストで映画作ったら豪華だろうなぁ」など出演者の豪華さにも驚きの声が上がっていた。

放送はＮＨＫ総合で朝８時から、ＮＨＫ　ＢＳ・プレミアム４Ｋでは朝７時半からスタート。４月１日放送の第２回では、のぶが父・結太郎の抱く「夢」の話を聞く。

文／つちだ四郎

(Lmaga.jp)