前中日・小笠原慎之介、大乱調4回途中8失点KO OP戦防御率11.25&被打率・400 ナ軍開幕ローテ入り厳しく 5番手争い最後のチャンスものにできず

 「オープン戦、ナショナルズ-メッツ」(20日、パームビーチ)

 中日からポスティングシステムを使ってナショナルズと2年契約を結んだ小笠原慎之介投手がオープン戦5度目の登板。フアン・ソトらメッツの強力打線相手に四回途中8安打8失点、与四球3、奪三振4と精彩を欠いた。防御率を11・25に悪化させ、先発ローテ5番手争いのアピールはならなかった。

 先発ローテ入りを懸けた最後のチャンス。ここまで4試合に登板して防御率7・65、被打率・364と精彩を欠く左腕が、くしくもメッツの千賀と日本人投手の投げ合いとなった試合で好投した。

 失敗は許されない大事な初回。先頭リンドアを中飛に打ち取った後、ソトを四球に与える。しかし、アロンソを空振り三振、4番ウィンカーを中飛に仕留めて走者を一塁にくぎ付けにした。12球のうちストライク7球だった。

 試練は1点リードの二回だ。右前打、四球、捕手内野安打で無死満塁のピンチを背負う。投手コーチがマウンドに向かい、ひと呼吸を置いた後に迎えた8番アゾカーを空振り三振、続くアクーニャへの初球を右前へはじき返されて2点を失い、逆転を許した。さらに1番リンドアはセンターへの飛球で3失点目。ボークで得点圏に走者を進めたが、ソトを一ゴロに封じた。17球を費やした。

 復調を期待された三回は先頭の3番アロンソに右前打を許す。続くウィンカーを空振り三振に斬ったが、5番トーレンスに適時三塁打を許すと、2死から7番シリに適時打を許して5失点を記録した。

 四回は先頭アクーニャを遊撃内野安打で出塁させると、1死からソトに右前打。3番アロンソの打席で暴投し、走者を二、三塁に背負ったが、アロンソを空振り三振、続くウィンカーをフルカウントから歩かせて満塁。球数が50を超えたことから降板を告げられた。後続の投手が残した走者を生還させ、8失点となった。

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