赤ちゃんが泣き止まない…「自分が悪いの?」と涙した退院前夜 “新米ママ”を救った、助産師さんの言葉に広がる共感【漫画】
人間も含めどの生き物にとっても、出産は命がけの大仕事です。赤ちゃんの誕生は喜びに満ちたものですが、同時に戸惑いや不安、孤独を感じる親御さんは多いでしょう。特に産後すぐは、心身が回復していない状態で赤ちゃんのお世話が始まり、心細さを感じるものです。
BotamochiさんがInstagramに投稿した漫画『助産婦さんって何でこんなに優しいんだろう』では、第一子を出産した直後の自身の経験です。退院前夜、不安で押しつぶされそうになったとき、ベテラン助産師さんの優しい言葉と気遣いに救われたエピソードが多くの共感を呼んでいます。
第一子を出産し、入院生活を送っていたBotamochiさん。母子同室が始まり、おむつ替えや授乳、ミルクの作り方など、多くの「初めて」を体験します。赤ちゃんが泣き止まないと「自分が悪いのかもしれない」と焦り、不安はどんどん大きくなってくばかり。
そして迎えた退院前夜、Botamochiさんは産後の疲れや痛み、ひとりで病院にいる孤独から「こんな母親でいいの?」と不安に押しつぶされ、涙がこぼれしてしまいます。そんなとき、部屋に訪れたのがベテランの助産師さんでした。助産師さんはBotamochiさんの不安をしっかり受け止め、「赤ちゃんが泣くのはママのせいじゃない」「みんな不安に思っているから大丈夫」「ママだけが責任を感じる必要はない」と心に響く言葉を投げかけてくれます。
同作の投稿に「私は1人目も2人目も入院中、助産師さんの前で泣きました」「お母さんだけで育ててるんでは無い…まさにそれも言われ、泣けてきます!!」など、出産を経験した人から多くの反響が集まりました。そこで、助産師さんの優しさを描いた同作について、作者のBotamochiさんに詳しく話を聞きました。
ー産後、メンタル的に一番辛かったのが退院前夜とのことですが、最初に不安を感じたのはいつ頃でしたか?
母子同室が始まった日からです。慣れないことばかりであたふたしてしまい、赤ちゃんが泣き止まないと『どうして泣き止まないんだろう』と焦るばかりで。特に初めての夜は、疲れや会陰切開の痛み、おっぱいの張りなどもあって、夜中に起きるのがとても辛かったです。
ー同作に登場した助産師さんは、最初からついてくれていた方だったのでしょうか?
病院では毎日いろんな助産師さんが様子を見に来てくれました。みなさん親切でしたが、この助産師さんの言葉には特に救われました。話し方が落ち着いていて、安心感がありました。赤ちゃんのお世話記録を見ては『すごく頑張ってるね』とたくさん褒めてくれて、この人だから多分涙が出てきたんだろうなと今振り返ると思います。
ー他に印象に残っている助産師さんとのエピソードはありますか?
母乳がよく出たのでおっぱいが張りすぎてしまい痛みで本当に辛かったのですが、そんなときその助産師さんがマッサージをしてくれたんです。実はその助産師さんは以前看護師さんだったようなのですが、自身も過去に同じ経験をしたことで同じ悩みを持つママを少しでも楽にしてあげたいと思って助産師の資格をとったというエピソードを聞かせていただき、すごく感動しました。
ー退院前夜、助産師さんが赤ちゃんを預かってくれたことで、気持ちに変化はありましたか?
もしこの助産師さんがいなかったら、不安を抱えたまま退院していたかもしれません。でも、こうして最後の夜に救われたことで、この言葉を思い出しながら、これから育児を頑張ろうと思うことができました。
(海川 まこと/漫画収集家)
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