坂本花織、鍵山優真ら仕上がり上々 五輪出場枠が懸かる重要な大会 世界フィギュア前日公式練習
フィギュアスケートの世界選手権に出場する日本勢が開幕前日の25日、米国のボストンで公式練習に臨み、女子で史上5人目の4連覇が懸かる坂本花織(シスメックス)や男子で初制覇を狙う鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)、ペアで2年ぶりの頂点を狙う三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が上々の仕上がりを示した。
来年2月に控えるミラノ・コルティナ冬季五輪の国・地域別出場枠が懸かる重要な大会で、26日(日本時間27日未明)の女子ショートプログラム(SP)で競技を開始。千葉百音(木下アカデミー)樋口新葉(ノエビア)や、いずれも初出場となる男子の佐藤駿(エームサービス・明大)壷井達也(シスメックス)、ペアの長岡柚奈、森口澄士組、アイスダンスの吉田唄菜、森田真沙也組(ともに木下アカデミー)も動きを確認した。
会場は米プロバスケットボールNBAのセルティックスの本拠地、TDガーデンで約2万人収容。男子で注目の王者イリア・マリニン(米国)も27日のSPに備えた。