アマ8冠の荒竹一真、大橋ジムから5月プロデビュー「3年以内に世界王者に」父は東京五輪コーチ “兄弟分”岡沢セオンもエール
ボクシングの大橋ジムは27日、横浜市で会見を開き、アマチュア8冠の荒竹一真(22)=駒大=が大橋所属でプロ転向することを発表した。WBO世界バンタム王者・武居由樹(大橋)の防衛戦などが行われる5月28日のダブル世界戦興行(横浜BUNTAI)でB級(6回戦)デビュー予定。ミニマム級を主戦場とする見込みで「憧れの大橋ジムと契約していただけてうれしい。すごい王者の先輩たちのように、いつか大橋ジムを背負えるようになりたい。(目標は)3年以内に世界王者になりたい」と、鹿児島県勢としては初となる世界王座獲得を誓った。
父の荒竹俊成さん(50)は鹿屋市でアマチュアボクシングのジムを経営しており、東京五輪、パリ五輪では日本代表のコーチも務めた。21年世界選手権で日本勢初の金メダルに輝いた五輪2大会連続出場の岡沢セオン(29)=INSPA=も門下生で、荒竹は「(岡沢と)昔から2人で競い合いながら高め合ってきて、(プロ転向も)応援してくれている。セオンさんにアマチュアをもっと盛り上げてもらい、自分はプロの世界で活躍して、2人でボクシング界を盛り上げたい」と青写真を描いた。
憧れは岡沢と、ジムの先輩となる4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(31)=大橋。担当トレーナーには尚弥のミットを担当する太田光亮氏が就くが、大橋会長は「軽量級も慣れている。井上から教えを受けているので」と明かし、ホープについて「3年以内の世界王座獲得?ちょっと長すぎるね(笑)。できたらもっと早く」と期待を込めた。
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