加藤奈月 自らデザインの自信作でテンション⤴
【第159回】加藤奈月(34)=福井・98期=
毎回ピットでも目立つヘルメットをかぶっている加藤。今年から使い始めた今回のヘルメットは、自分で描いた自信作だ。
ヘルメット画家としては、女子ボート界でも有名なのが遠藤エミ。「今回は自分でやってみたいなと思い描いてみた。エミにいろいろと聞いて道具をそろえました。エミはプロですからいろいろ教えてくれました」と用意は万全。
デザインは「ネットを見たりして考え、アクリル絵の具を使って塗りました。今までは時間もないし、そこまでデザインを考えたことはなかったけど、今回ちゃんと自分でやったらテンションが上がりました」と楽しく制作活動ができたようだ。できあがりに関しても「いい感じでできました。旅行が好きだし、ヘルメットを見ていたら、こんな感じで旅行に行けたらいいなぁと思うし、大満足のできあがりです」と満面の笑みを見せていた。
気になるのは次回作だ。「次も考えていますよ。自分の中で盛り上がったしこれからは、次へ次へと上回るヘルメットを作っていかないと」と気合が入っており次回作も楽しみだ。
レースの方も最近は好調だ。「調子がいいと思いますよ。ペラが合って自分の感じになると上向く。それが最近多いですね。でも夏は暑すぎて嫌。これからいい季節になります」と自慢のヘルメットで奮闘する彼女の活躍に注目していきたい。