前中日の中島宏之が現役引退を表明 SNS「バットを置きます」と報告 通算1928安打 09年WBC連覇にも貢献
前中日の中島宏之内野手(42)が27日、自身のインスタグラムを更新。「バットを置きます」などと記して、現役引退を報告した。
「野球人生を通じて、素晴らしい監督やコーチ、チームメイトに出会えたことを幸せに思います。一緒に素晴らしい時間を過ごした皆さんに心から感謝します!」と続け、壁にたてかけたバットの写真を投稿。「24年間、たくさんの応援をありがとう」とファンにも感謝を述べた。
中島は昨年、巨人から中日に加入し開幕1軍入りしたが、4月19日に右手中指の負傷で出場選手登録を抹消。1軍では15試合出場で13打数ノーヒット1打点に終わり、シーズン終了後に戦力外通告を受けていた。
その際には球団を通じて「チャンスを与えてくださった球団、立浪監督、ファンのみなさまの期待に応えられず、悔しい気持ちでいっぱいです。1年間という短い期間でしたが、バンテリンドーム、ナゴヤ球場でたくさんの応援をいただき、感謝しています。野球が好きですし、まだまだ頑張りたいと思っています。1年間、ありがとうございました」と、コメントを発表。通算1928安打で2000本安打を見据える中で、現役続行を希望していたが、かなわなかった。
中島は伊丹北から2000年ドラフト5位西武に指名され入団。0、0年に最高出塁率、09年に最多安打のタイトルを獲得した。09年には日本のWBC連覇に貢献した。
12年オフに海外FA権を行使してアスレチックスと契約したが、故障などもありメジャーでのプレーはかなわず。14年オフにオリックスと契約し、19年からは巨人でもプレーした。
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